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ドイツ人 お金 価値観

ドイツ人のお金の価値観

ドイツ人はどケチ?
よく言われる(よく聞く)のが、ドイツ人は"ど"が付くほどのケチだということですが、実際はどうなのでしょうか。 EUの中でも最大の経済大国と言われるドイツ。 他の国等への援助には多額の費用を使っている事がニュースになっており、決してケチな国では無いと思いますが、その国民自身はどうなのでしょうか。 ケチかどうかは比較する国にもよりますね。ケチの概念にもよります。 私達日本人とどうしても比べてしまいますが、じゃあ日本人はケチか、と聞かれるとどうでしょう。 勿論個人差の方が大きいような気もしますが、国民性としては決してケチでは無いと思いますが、それはそれでいい事なのかもよく分かりません。

まず、ドイツ人の収入を見てみましょう。 ドイツ人の平均給料は日本人のそれよりもかなり低いようです。年間のボーナスも出るには出ますがせいぜい二ヶ月分と、日本の基準から見ると決して多いとは言えません。 実際にはもう少しあるのですが、天引きで税金や社会保険料を多く取られますので、正確には可処分所得が日本より低い、というべきかも知れません。 それもあって、ドイツ人はなるべくお金を使わないようにする、というところからドイツ人はケチだ、という話になっているのかも知れません。

でも、そう言う日本人はどうかと言うと、ヨーロッパの人達から比べると無駄使いの多い人種だと思われています。 よく言われるのがコンビニの存在です。 近所にあるから便利はそうかも知れませんが、スーパーやディスカウントショップに比べて明らかに高い物を日本人は平気で買う、というところが一般的な外国人からは無駄使いに見えるようです。 実際無駄使いなのでしょう。ただ需要があるということは理由もあります。安いものを遠くまで手間と時間を掛けて行くのもある意味時間の無駄とも言えます。 特に毎日の会社帰りに夕飯やちょっとした食べ物がわざわざ遠くにいかなくても手に入る、というのはやはり便利です。 それは確かにそうなのですが、じゃあ事前に安い所で買いだめしておけばいいだろうと言われると、それも一理です。やっぱり日本人は無駄使いは多いのかも知れません。 時間があれば、スーパーやディスカウントショップまで自転車でちょっと行く位の心掛けは必要かも知れません。 お金を貯めるための最大の方法は、使わないことなのですから。

休暇に対する考え方も違います。 日本人はどうかと言うと、サラリーマンなら土日休みは一般的だと思いますが、長期休暇となるとお盆と年末、GWにカレンダー次第で一週間の休みがあるかどうかというところです。 それも休みがその期間に集中するために、どこに行くにも料金が高かったり、帰省の交通費も割引料金がなかったりと、何かをするとお金が掛かることばかりです。 ドイツでは長期間格安で利用できる民宿や、自宅の休み期間中の交換システム、農場やキャンプでの格安ツアーなど、とにかくお金を掛けずに長期の休みを家族と過ごすことが出来るサービスが充実しています。 長期間休暇が当たり前のドイツでは、休暇をしっかりとってリフレッシュすることが仕事にも学業にもより集中できるという考えから、その休暇を如何に家族と経済的にも安く過ごせるかが当たり前となっているのです。 これは決してケチと言うことではなく、年に1-2回の長期休暇があるお国柄であれば、自然にそうなっていくものなのでしょう。

日本も長期休暇が当たり前になることがもしあれば、出来るだけお金を使わずいかに有意義に休みを過ごすかをドイツに負けずに考えていくことになる思います。そうなりたいものです。

それでも、お金に対する考え方でドイツならではという話も聞こえます。 例えば、結婚式でのご祝儀。日本では家族・友人・会社の同僚などで多少の違いはあるでしょうが、大体数万円というのが普通です。 それに対してドイツは2,000円とか、出しても5,000円程度であり日本では考えられません。 また、日本では馴染みのないチップも、通常は利用金額の1割がメドですが、ドイツでは満足しないとゼロという例も多いそうです。 デートも日本では男性100%ですが、ドイツには元々奢る・ご馳走するという習慣自体が無く、完全割り勘が当たり前です。友人同士で飲む時も同じで、これはケチなのか単に習慣の違いなのか分かりませんが、合理的なのは確かです。 そう、ドイツ人は何となく支払うという概念が無いのでしょう。ケチというのではなく、理屈で合理的。そこが根底にあるのかも知れません。

ドイツはヨーロッパ政界の中にあり、日本人からは社会的にも経済的にも簡単には想像出来ない環境にいます。 歴史的にも日本人には仲々分からない部分も多く、それが何事につけても無駄なことをしない、という形で見えているのかも知れません。